この話はランディ君に夢を持ってらっしゃるお方は見ないほうが賢明です。即刻お帰りください。
アンジェリークの世界観ともちょっと違っています。
もしこの警告を無視してご覧になられても、苦情等受けつけ致しません。また誹謗、中傷もご遠慮ください。
お帰りはこちら
↓
後悔しませんね。
肉体の悪魔
夜、一人で悶々とし続けるのは、俺の体の中には悪魔が住んでいるからだ。
それに気付かないフリをしてきた。ずっと。
だけど、もう無視できない。
栗色の髪を持つ天使アンジェリークを抱きたくてたまらない自分がいる。
穏やかで温かな心を持つ彼女は、あっという間に聖地の男たちの注目を集めた。
顔の目鼻だちの煙るようなやさしさは、どんな女の人だって適わないぐらい美しい。
アンジェリークが笑うだけで空気が和む。まさに…非の打ちどころがない天使。
俺は恋に堕ちた。
なのに…彼女は俺を見ていない。
守護聖として俺に接しているだけだ。
その事実は歴然と横たわってる。渡れない川のように。
行き場のない思いを昇華させるべく、スポーツに打ちこんだりした。
そこで俺は一つ嘘を知る。
人生相談でよくある回答
”適度に身体を動かして発散させなさい”
ボロボロに身体を疲れさせても、衝動が津波のように襲ってくるだけだ。発散なんてできそうもない。
ここで健全な常識は覆される。
スポーツで誤魔化すことは、呼び水に過ぎなかったのだ。性欲の。
欲望は膨らむばかり。
こんなケダモノな俺を彼女はどう思うだろう。
軽蔑するだろうか？
他の誰よりも強い想いで彼女を守りたいはずなのに…一方で蹂躙したくなる。
あくまで華奢な身体を押し倒し、服を脱がした時の白さに溺れたい。
頭の中で増殖する妄想は、末梢神経まで犯しているみたいだ。
か細い腰に腕をまわし、胸の膨らみを啄ばみ、喘ぐ声を想像するだけでは…満足できない。
本当に……本当に疲れているのに、眠りさえ訪れようとしない。
高揚しきった身体は、アンジェリークを求めて…
うううううう〜〜〜一応警告文を付けたのは、爽やかなランディとは違うからです。要はやりたくてたまらないって感じで…（自爆）ずばりこの話のテーマはそれなんですが。皆さんは経験ありませんか？思いっきり身体を動かした後、逆に頭が冴えてしまって、疲れているはずなのに眠れないってこと。私にはあります。かといって、性欲に身悶えてるわけではないですよ（笑） こういう事実があって使えるなぁと考えて書いただけですからね。
それに私、決してランディが嫌いだからこんな話を書いたわけではありません。むしろ愛しております。マジでランディ君にメロメロドッキン好きにして状態なんで、ホント。若さに溢れて、体力も有り余っている彼だからこそ情熱的に身体と心を求めちゃうの。高校生（年齢的にそうだよね。聖地に高校はないだろうけど）って一番元気な時なんだから、健康な肉体を持っているなら、どうしたってそうなるとおもうのですが…。