こちらの話は春見が完全に逝っちゃって作ったお話です。
「こんなの原作のシャルル、もしくはマリナじゃないわ」
と、思われる可能性が高いですので、どうぞ、夢を壊されたくなければ
こちらからお帰りください。この警告を無視しご覧になっても
春見は一切の責任を負いません。ご了承ください。
夜の揺りかご
部屋に闇が落ち、窓から射す庭園灯の白い光に照らされて、二人の姿が浮かび上がる
ベッドに腰掛けたシャルルの膝の上に、マリナが背をもたせかけ座っていた。
二人だけの囁きが、さざなみのごとく部屋に広がっていく。
「夜があんたを優しくさせるの？」
「どうしてそう思うの？ マリナちゃん」
「だって………あんたの手のひらが、あたしをこんなにも優しく撫でてくれるのは、いつも夜だから」
「それはね…………残るんだよ………」
「何が？」
「………穏やかな快感……」
シャルルはマリナの髪に自分の顔を埋めながらなおも呟いた。
「どんなに君が鳥のように自由に駆け巡っていても、夜は違う。身体を休めるだろう？ オレには
夜しか君を捕らえられない。だからなんだ」
「あたしは鳥じゃないわよ…」
「わかってるよ。例え話さ……だけどね、君に感じる息苦しささえ………オレには心地いいんだ。
マリナ……オレの身体が君の熱に反応し、その名残が快感となって残る………今だって……」
仄かな衣擦れの音。
投げ捨てた服が、床に散らばる。
少女の育ち切らぬ小さな身体を、少年は撫でつけて、
「触れれば……甘く疼く。君の身体は、とても手に滑らかだ……」
言いながら、マリナの耳たぶを甘噛みすると、
「きゃぁ……ちょっと、くすぐったい…シャルル、止めてよ……」
「止めない……オレの好きなようにさせてもらう…」
散りやすい花を扱うように丁寧に、マリナをベッドに押し倒すと、その小さな身体に覆い被さった。
シャルルから逃れようと、マリナはもがくけれども、逃げだせなくて
「ちょ…はぁぁ……あ……ふふっ」
肩を上下に動かして荒く息を切らし、耳に刺激を与えられたせいで、全身を駆け巡る甘いおののきに、
マリナの瞳は潤んでしまった。
シャルルの手はさらに愛しさを増し、マリナのあらゆるところを愛撫する。
マリナの熾火をかきたてるがごとく……
そのままシャルルはマリナの唇を自らの唇で塞ぎ、その舌先で閉ざされた唇をこじ開け、なぞっていく。
互いの舌を擦り合わせ、絡めていけば、柔らかな口内を存分に味わえた。
長く…深く……どこまでも……酔える陶酔。
唇を離すと、銀の糸が二人を繋いだ。
マリナの身体をその銀の糸で絡めようとするのか、シャルルはマリナの全身を舐め上げる。
くすぐったさと、身内から湧き起こる悪寒にも似た感覚に、マリナは咽喉をのけぞらせ、短い声をあげた。
その声が呼び水となったのか、マリナの背筋を熱きものが貫いて、溺れる者が藁をもつかむように
シャルルにしがみついた。
シャルルの身体はその美貌からは想像もできないほど、寸分の狂いもない均整のとれた筋肉がついており、マリナの指を弾くぐらいの固さと弾力に富んでいた。
底知れぬ活力に満ちたシャルルの身体は、マリナの柔らかな肉を蹂躙していく。
狂おしいまでの愛撫に、喘ぐマリナの息がシャルルの胸にかかった。
「君の吐息だけが…オレを解いていくんだ…」
まだ熟してないマリナの身体は、どこかひ弱く痛々しいのだけど、シャルルにはたまらなく可愛らしく
見えて、さらに強く抱きしめた。
すると、マリナはシャルルの頬に両手を添えて、
「シャルル………あんたは……あたしを自由だって思ってるのね………だから鳥だなんて……
例えるんだろうけど………でも、違う」
自らの唇をそっとシャルルの唇にあて、すぐに離すと、
「昼、あたしが一人なのは、夜に二人でいる為なのよ」
煌くほど輝かしい瞳で、マリナは微笑んだ。
その言葉に驚いたのか、ブルーグレーの瞳を大きく見開き、マリナを見続けるシャルルに、
「……………あんたにときめいてる…………聞こえるでしょう？ あたしの鼓動」
そう言って、マリナは自分の胸の谷間に、シャルルを引き寄せて、押し当てた。
シャルルは自分の顔をずらし、耳をマリナの左胸に寄せて、その小さな鼓動を聞き漏らすまいとする。
鼓膜に飛び込んできたのは、早鐘と紛うばかりの脈打つ心音。
「マリナ、マリナ、マリナ……」
骨が砕けるかと思うほどに、シャルルは強くマリナを抱きしめる。
マリナの確かな芯の熱さが、肌ごしに伝わり、シャルルはもっとその熱を感じたくて、目の前の瑞々しい
桃色の小さな蕾を口に含んだ。
ほんのりと膨らんだマリナの胸は、与えられた刺激に打ち震え、次々と襲い来る波に耐えられず、
マリナはシャルルの肌に爪を食い込ませていく。
シャルルの肌に、マリナの立てられた爪の痛みが広がっていく。その痛みですら、いつしか官能となり、
全身を満たしていった。
嵐が全ての花を散らすように、二人は揺れ、乱れ、互いの身体をたわませた。
部屋に朝の陽射しが射しこみ、光で満ち溢れる。
シャルルの胸の上で、マリナがうとうとと眠っていた。シャルルの手がしきりにマリナの背を撫でている。
その身体のなよやかさ、可愛らしさに、シャルルの繊細な指は離れられなくなっている。
「寝るのが惜しいよ………マリナちゃん」
手のひらに広がる感触を消さないように、マリナをさらにシャルルは撫で続けた。
激しく夢見れば、神様は恩寵を与えてくださると、実感しました。
あまりにお花畑な頭の私を哀れんでくれたのか、この話は、実際の夢で私が見たんですよ（笑）
といっても、最後の部分だけですけど。
あまりに柔らかで温かな空気に、私はもうもうもうもうもうもうぶっ飛んだわけですね。
何がって そりゃ理性に決まってますわ（爆）
だから剥き出しなのですが、勘弁してください〜 ちゅーか、もうココで告白すると、
この二人にとって、身体の関係は外せないのではと 私は非常に強く思うのですよ。
思考回路も完全に逝きました。往生します。さようなら〜〜〜〜(@_@)/~~~