今をさること、10年前
短大２年の夏、就職活動に勤しんでいた私は、息抜きの為に徳島市立図書館に涼みに入り、
そこで簡単に読めるコバルトの棚を眺めて、そういや、友達がおもしろいと言っていたな〜
なんて言っていたのを思い出し、その棚の中にあった表紙のイラストの美麗な
「愛する君のために　上巻」を手にとって読み始めたが最後、
読み進むうちに、ガイのセリフ
「好きだって、何回言ったら信じてくれる？　何回言えばそれは本当になるんだろう。
マリナ、好きだ、好きだ、好きだ」に、

「こ、この人只者ではないわ！！　ひょえ〜　何？これは」

と、私は、それこそ衝撃をくらってしまったのですよ。ここが図書館ということを忘れきり、
赤面もの。就職活動もそこそこに（笑）、本屋、古本屋に通いづめ、あっという間に
ほぼすべての藤本先生のコバルト作品を集めきった。後に、王領寺　静も藤本先生と
いうことを知り、角川文庫も探し出す始末。あれよあれよと中毒症状に冒される。
そして、シャルル×マリナにハマりました。

ファンクラブにも速攻で入り、一人で異常な盛り上がりをしてました。
例えて言うなら、ガラスの仮面の北島マヤが、一人でお芝居してる。そんな感じ（^ｏ＾）

月光のピアスがアニメ化になり、その上映会に大阪まで出没。
女の子たちの熱気の凄さに私、ますます当てられ、余計症状が悪化。

こんな状態でしたが、本人はどこ吹く風（笑）愛に捧げるトルソが発売されたときは
とても幸せだったのです。

トルソでは、私の一押しカップリング、シャルル×マリナが、希望に満ちていて、
ああ、マリナもこれでシャルルに惚れるのね〜と私、もう、一人で喜んでおりました。

それも、１９９２年１１月14日　「ひとみ　LAND」で開催されたイベントで、わざわざ
なけなしのお金をはたいて、東京の九段会館まで行った時、
藤本先生　井上和彦さん　佐々木望さん　　影山ヒロノブさん等、豪華ゲスト目白押し。
そのイベントの中で、藤本先生御自ら12月発売のパラドクスの
目次をおっしゃってくださったんです。
今、思い出すだけでもその当時の様子がありありと浮かびます。
パラドクスの目次の項目を次々と先生が口になさり、
ベッドシーンのあくる朝という項目があって、先生がおっしゃった瞬間、
それこそ、会場は阿鼻叫喚の嵐。
私も叫んでいました。興奮冷めやらず、帰りの羽田空港で
「ああ、二人は結ばれたのね〜」と、夢を見てました。
ええ、それはもう。今のグルグルは目じゃないくらい、グルグル〜。
まあ、死刑執行という不穏なお言葉もありましたが（それがあの展開になるのね(>_<)）
はっきりと言えば、その後、仕事なんか（その頃は就職していた（笑））
手につかないぐらい。モエモエでした。

それこそ、一生分の夢を見ていたのかもしれません。
その発売前約１ヶ月は私の人生の中で一番、想像力を駆使していたころでした。

多分、この頃が私の藤本ひとみ黄金期だったのでしょう。
勝手に盛り上がるだけ盛り上がり、
で、いざ、待ちに待った「愛は甘美なパラドクス」発売日。

撃　　　沈　　　　海のもくずとなりました（涙）

鑑定医シャルルでは、シャルルの変貌に唖然…
（何もそこまで屈折しなくても…）
それでも、シャルルに捧げる夜想曲に一縷の希望を持ってました。

しかし、シャルルはどうも幸せではない…
本当に本当にマリナとの接点もなさそうだ…

シャルル×マリナを愛していた、私のこの情熱はどこへ行けばいいの？

それでもファンをしてましたが、しかし、その後先生がハードカバーに
重点を置くにつれ、（９４年ぐらいから…コバルトでは書かれなくなって（涙）　
時々コバルト本誌では対談なんかしてらしたけど）
ハードカバー本は買うものの熱中度は低下。（アンジェリークにハマったのもこの頃）
クラヴィス様とアンジェの魅力に惹かれ、その世界観にどっぷりとつかり、
藤本ひとみな記憶は薄れいくばかりだったところを…

昔集めたコバルトを最近になって読んでしまい、またまた熱中度がヒートアップ　
恐るべし藤本ひとみ先生

やっぱり私は好きだったのね〜　シャルル×マリナが！！

と、愛が再燃焼。　

一人で夢の渚の波打ち際に漂っていればいいものを（笑）　やはりそれなりに
私の気持ちを出したくなってしまって…コンテンツ増やしたくなかったんですが、
グルグルぶりは留まるところを知らず、とうとう作ってしまいました。

読み返せば返すほど、シャルルが〜〜不幸で…（涙）
でも読めば読むほど、原作は和矢×マリナだろうななんて、しかも、イケてるなんて思う辺りがもう…(-_-;)

と、いうわけで、私の欲求に従い、シャルル×マリナで走らせてもらいます！！
さしずめ、マリナちゃんをアルディ公爵夫人ぐらいにはしたいです（希望）
ほぼまったく原作無視してます。恐れ多いです。ハイ。そんなのは
重々わかってますが、でも、止まらないの〜〜〜（ああ、もういい年してるのに…）
それが、２０００年９月現在の私です。もう、そっとしてやってください。

それで、こんな私でよかったら、シャルル×マリナで熱く語りましょう。

春見の好きなシリーズ

マリナシリーズ　
（なかでも、愛にささげるトルソ、愛してローマ夜想曲が好き）
花織シリーズ　つっぱりシリーズ　銀バラシリーズ等
歴史文芸書では　ブルボンの封印　ハプスブルクの宝剣　かな？
（イレコミ度はコバルトシリーズより低し）

春見の好きなキャラ

マリナ（各キャラに希望を与えるほど強い性格に）
シャルル（才能に溢れながら生き方が不器用で、マリナが絡むと情熱的なところがとてもツボ）
カミルス（そのドラマティックな人生と、これまたマリナが絡むと革命さえ投げ打つところが）
イツキ（ロマンスパン伝説の頃の一途なところが）
光坂くん（ユメミに告ったセリフが私の心の琴線に触れた）
亜絵香＆瑞貴（自己中な情熱的美少女だから）

たった一人苦手なキャラがいるのですが（和矢ではないですよ（笑））ここでは秘密。
それ以外のキャラでしたら、ＯＫです。

好きなカップリング

ここまで読んでくださったら分かるでしょう。シャルル×マリナです。
シャルルほど難癖ある男もいないですが、そんな男がマリナちゃんに、心底惚れてる、
灼けつくほど熱くとくれば、もう、ここで応援しなくてどうする？！ですよ。
マリナちゃんもね、　シャルルが惚れるだけあって、いい女です。
行動力はあり、また、ポイント押さえるところは押さえて、強く優しい子ですから。
あと、イツキ→マミィ×高柳ってのもいいですわ〜。

長々と書きましたが、こういうわけですんで、ここは、ほぼシャルル×マリナの
応援サイトになるでしょう。と、いうことで、マリナにはシャルル以外の方がいい
とおっしゃるかたはご覧にならないほうが賢明です。
それと、私の私見がバリバリに入ってますので、原作からはほど遠く離れてます。
ご覧になる際には、それを頭においてくださると幸いです。

こんなHPですが、愛だけはありますので、どうかよろしくお願いします。