2010年 藤本の旅
これは春見のイカレポンチな頭で書いた旅の話です。
マジな宝塚ファンだと怒り心頭かもしれません。ご注意ください。
あ、藤本ファンでも？？？かもしれませんので、此処から先は自己責任で。
昔、2001年宇宙の旅という映画がありましてねぇ、それが公開された時、確か私がまだ子供だったかと思われるんですけれども。
2001年なんてもう遥か彼方の時代だとその当時の私は思っていたわけなんですが、そうはどっこい、現在、2010年3月であります。
年月ってめっちゃ過ぎ去るもんですお（汗）
宇宙には旅することはできませんでしたが、東京宝塚の「ハプスブルクの宝剣」に旅してきました。
ご同行くださったカエさんありがとうございます。
宝塚の珠玉の作品にエリザベートというのがありまして、オーストリア物でしたらこれに限るのですが…遜色ない出来でありました。
もちろん、原作がしっかりしてるのもあるんですが、基本、私が好きな宝塚は洋物なんですよ〜。
ドレスとフリルがヒラヒラで、シャンデリアがキラキラな世界なんです。
何せ、テレーゼの婿のフランツの姿に度肝抜かれました。
ベルバラのフェルゼンですらあんなにフリルつけてねーｗ
なのに、何故フランツあんなに王子なの？
つか、凄くオーラが満ち溢れて、私を虜にするんですが？
このとき、私は恋に落ちました。フランツ〜と。
実際問題、現実なんかどうでもよくなる宝塚のステージは一度観るべし。
私はこれみて、更に稼いでまた見に行こうと思いますもん。
実に美しい。
エディもかっこよくて、久々に本格的な宝塚を観ることができて満足です。
あ、宝塚のことしか話してないみたいですが、原作と宝塚版を比較して、これはアリだと思います。
ハプスブルクの宝剣、これはドラマです。
ドラマとは、客観的にみているものこそが、ワクワクするものだと私は思っておりますので、
エディの波乱万丈を観るにはうってつけだと思われます。
私、宝塚で受けるのは、下克上！だと心ひそかに考えてます。
例えば、高貴な女との恋愛。
歴史の身分制度って絶対なんですよ。かっちりくっきり区別されてる。
枠からはみ出たらフルボッコですけども、そんなタブー感がたまらない。
普段なら触れられない高貴な女に焦がれ、自身の執念を燃やす男がカッコよすぎる。
それで、そんな二人がキスでもしてご覧なさい？ そりゃもう夢見心地な気分間違いなし。
主に私が。
私の嗜好は置いておいても（笑）
実際、原作を知らないであろう私の横の席の宝塚ファンマダムが、これはよかったという評価も漏れ聞いております。
マダーム達の言葉の端々から、かなりの宝塚ファンであろうと推察されるんですよ。
でも、今回は舞台が良かったと、幕間の時に語らっていらして、藤本ファンとして誇らしかったです。
原作とはかなり違うアレンジしてましたがね。
エディ眼帯してなかったし、フリードリヒとの絡みもなかったし、テレーゼはエディと寝ないし品行方正な女帝だし（笑）
解釈の違いはあれど、皆、血がかよっていた人間だった。
ここ最近、ちょっぴり不満だった宝塚だったんですよ。何ていうか、新しいことをしようとして迷走？みたいなことが多すぎてねぇ。
私が好きなのは、エンターテイメントなんです。楽しみたいんです。正統派で！
で、確信しました。
細かいことはいーんだよ！というぐらい、よかった。
私は宝塚や藤本の世界やネオロマのような、キラキラドラマがもう心底から好きなんです。
だから、このハプスブルクの宝剣は、私からしたらこれぞ正統な宝塚だった。もうこれ以上の言葉はない。
フランツが、本当に素敵すぎた。
鳳稀かなめさんには華がある。歌は安定してないけども、それをはねのけてもう私の心を鷲掴み。
私には贔屓の組があるんですが、なんか転換しちゃいそうｗｗｗｗｗｗｗｗ
華とは、そこにいるだけで目を惹くもの。
それは、野に咲く蓮華と温室のバラという差で、私に迫った。
蓮華も可愛らしい。
だけども、一輪では蓮華は弱い。
温室のバラは大輪の花を咲かせるゆえに、人目を惹く。
いや、ホントにヤバイ。
フランツ素敵〜♪
もちろんエディの役を演じられた柚希礼音さんの迫力、夢咲ねねさんの可憐さにうっとりでしたし、
この舞台は見ないとアカンでしょう。
東京公演もあとわずかではありますが、もし行く機会があるならば、ぜひ観ることをお薦め致します。
DVDで観られるからとか、そんなんじゃダメ。
生はやっぱり違う。
刺身と干物の違いぐらい（双方に良さはあるけども）ベクトルが違うので、生は観られるうちに行くが吉。
藤本ハプスブルクは、登場人物の葛藤物語と思えばいい。
宝塚はPICK UP
拾い上げたものが凝縮されたものだと思う。
ついでにいうと、BOLEROの彼女（風か小鳥かの解釈に迷うが、私は小鳥だと思う）を
彼じゃない男が押し倒したシーンあったでしょ？
あれってレイプじゃね？と思うんですが、これはどうなんでしょうねぇ。
そのシーンでゾクゾクきた私はやっぱ性癖がおかしい。
でも、性分だから仕方ないそれでファイナルアンサー。以上。
そんな感想を持ちつつ、カエさんとホテルのレストランにてお食事♪
私、酒が入ってきてるのでかなり言いたい放題ｗ
でも、カエさんは受け止めてくださいました。
オフ会は私とカエさんが宿泊するホテルの一室にてのことでした。
この年になると、自身を縛る下着類が締め付け厳しすぎてｗｗｗｗｗ
人目がお二人ということで、自由にさせていただこうと思いまして（笑）
ホテル備え付けの浴衣とバスローブがあったんですがｗｗｗｗｗ
カエさんのご意見を受け入れて、浴衣にしました♪
自分フリーダムだろ？自重しろと思いつつ、出来ないｗ
私の奔放ぶりに付き合ってくださって感謝です。
普段のきっと５倍歩いているはずだったんですが、おかげさまでくつろいでました。
とりあえず、田舎者なんで、おみやげと称して以前HPのTOPを飾ったイラストを数点用意してまして・
私の絵なんで大したものではないんですが、でも、やっぱリアル絵チャットをしたかったんで、紙とシャーペンで
綴ってみたｗ
そうこうするうちに仕事帰りのあーきゅさんと邂逅。
三人寄れば文殊の知恵と申しますが、まあ、やっぱり藤本ファンは濃ゆい。
あっという間の二時間でございました。
個人的にオフ会を振り返って思い入れがあったのが、美馬シリーズｗ
やっぱ美馬はインパクト大かもしれーぬｗ
あんな１５歳はどこ探してもいないですが、美馬のバスローブは永遠なり。
で、終了してよろしいですかね？ｗｗｗｗｗカエさん、あーきゅさんｗｗｗｗｗｗ
これから夏に向かって私もバスローブ（真紅）で自宅をさ迷いましょうｗ
で、真紅のバスローブってどこに売ってるんでしょう？
そんなオチで締めつつ、ほんと楽しい旅でした。
次回、私がオフ会を企画するならばパリ（いつ実現するのかはナゾ）ですが、お付き合いくださると幸いです。
カエさん、あーきゅさん、本当にありがとうございました。
2010・3.17 春見
でもって、カエさんには、まあ、超マイペースな私にお付き合いくださり本当に感謝に耐えません。